3DS用MMD動画作成

MikuMikuDance/MMDで動画作成

MikuMikuDanceの基礎知識はここでは省略。
3DSの上の画面サイズは横縦400x240なので、動画のサイズもこれにする。
長さは10分まで。1秒でも長いと表示されないらしい。
fpsは20fpsが推奨。それ以上に上げても表示の際にはスキップされる。
個人的にはダンス動画は15fpsでも問題ないので15にしている。

Step1-A. 立体視エフェクトを使った簡易作成法

を参照。
ここのリンク先のロダのMME「立体視エフェクト2」を使用する。

しかしpmxなどの新機能に未対応で一部モデルの描画に不具合があるため、full.fx ver2.0を基にした改造版を用意。
出力サイズは上記参考動画では横960になっているが、3DSは400ドットなので横800を推奨。
余分に幅があっても、動画の変換でアスペクト比が壊れるか、再生時に左右が切れて表示される。
詳細は添付のReadme_3.txtに記載。

※顔のアップが3DSでの表示で分裂する場合は、3DViewBufferRender_交差法.xの親がモデルの「頭」になっているか確認。
 アップにするキャラクターが2体以上ある場合は、シーンごとに切り替えが必要。

→ダウンロード:立体視エフェクト3 BowlRoll or Wiki内 立体視エフェクト3.zip

 AVI出力は、3DS用の場合は「無圧縮」を選択。
 これで出力された3分で3GBのファイルを3DS Video 1.32に放り込んで変換する。
 ※このAVIはWMPでの表示が荒い。確認はMPC-HCやVLCなどを推奨。

 Youtubeなどに投稿するときは、FullHD、2K,4Kなどお好みでどうぞ。

Step1-B.(別方法) 左右の動画を別々に出力して合成

 左右別々に出力した映像を二つ並べて一つにした後、3DS VideoやYoutbeに放り込む。
 最大の利点はMMEなどの制限がないこと。
 問題点は物理演算が違うと、左右の映像が正しく同じにならない悲劇になる。
 (下のMMDの背景AVI内のblog記事リンク参照)
 左右用のカメラデータを用意するかPMM/VMDをcsvに変換したものを修正して、再度放り込む。
 または他の3D系ソフトウェアのデータを変換などして使う。
 動画の結合はAVIUtlなどを使うこともできる。
 もちろんその際には、エフェクトなどをかけることも可能。

 MMDではなくMMMの多段カメラかなにかを使う選択肢もあるらしい。

動画を3DS用に変換

Step2. 3DS Video 1.32

サイドバイサイドのWindows用ファイルを、3DS用ファイル形式に変換してくれる。
10分以上の動画は、9分59秒ずつに分割出力にしてくれる。
出力拡張子はAVI。


1.33もあるが、Windows上での再生が壊れているので、1.32を推奨。
入力ファイルにAVI形式は使えるが、UTVideoCodecを使うと、ソフトが処理開始で止まったままになるので使用できない。
2GB越えのAVI形式にも対応しているのでMMD出力では「無圧縮」をそのまま使用する。
※HDD空容量が3GB程度必要。
高DPIではUI表示が崩れるが読めないことはない。

「Side by Side」を選択。交差法になる。平行法の動画は左右が反対なので注意。

もちろん2Dの普通の動画を変換することも可能。その場合は「2D」を選択。

動画の圧縮率は、メモリーカードの容量と相談。
最高品質(Video Options quality)の「1」を推奨。ただし4ぐらいまでの圧縮なら3DSで見る分にはあまり気にならない。
PC上で拡大して確認すると、大量のノイズを見ることができる。
圧縮時グラデーションには弱い。
ちなみにMotionJPEGなのでお好みでMMD出力時に15fpsにするとファイルサイズを20fpsのときより約25%縮めることができる。

音質は128kbspのままで問題ない。下げると明らかに音質に影響する気がするが不明。
またモノラルにしても動画のbpsと比べるとたいした節約にならないので、デフォルトのステレオを推奨。

出力ファイル名は自動で「VID_0001.AVI」からの連番になる。
ファイルサイズは3分で圧縮の品質/fpsにより100MB-300MBぐらい。
出力フォルダーはSDカード直接でもいいが、いっぱいでエラーになると作業時間が無駄なので、HDDなどに書きだしてからコピーするのを推奨する。

※1.32では「開始1秒がカットされるバグ」がある。

Step2-B. 3DS Video 1.35

どうしてもバグ類などが気になるので修正版を(管理人のsyuriboxが)作成。

「開始1秒がカットされるバグ」などを修正。
高DPIでのUI見切れを修正。
途中変換で音声がmp3で一度圧縮されるのをwave形式に変更。
ビデオ関連のエラーで停止して動かなくなるのをいくつかエラーメッセージ表示に修正。
3DS Video1.33添付などのffmpegが新しいと動画が壊れることがあるバグをたぶん修正。
ファイル名出力のカスタマイズを追加。
ffmpeg.exeを新しくすると UTVideoCodec のデコードができる。
※たまに出力ファイルが出力されないバグあり

関連ツールは自分でダウンロードしてきてください。

(テスト環境 ffmpeg 20171014(x64) MediaInfo 0.7.99)

細かいこと/Tips

MMDのスクリーンの背景AVI

サイドバイサイド化したまま作成すると、背景動画もサイドバイサイドになるので、一度背景用に出力した後、背景AVI読み込みを使いスクリーンに表示するといい。
ただし特殊な場合は物理演算結果が違うと困るかもしれない。
そう言う場合は、MMD起動後すぐ1回目のAVI出力を繰り返すと、同じ結果になるそうだが、最新バージョンでそうなる保証はなし。

1回目
 AVI出力=背景用400x240などスクリーンに合わせて変更
 立体視エフェクトをOFF
「オンモード1(全画面)」or「オンモード2(4:3)」
2回目
 AVI出力=本番用800x240
 立体視エフェクトをON
 1回目の出力を「背景AVIファイル読込」→「オンモード3(背景AVI)」

背景画像背景AVI

立体視エフェクトは、背景画像と背景AVIの表示に未対応。
立体が必要でない場合は、「クロマキー画像合成」(単色、緑背景)や、アルファブレンド出力、AVIUtlなどで対応。
立体で表示したいなら、画像をテクスチャにしたポリ板のpmd/pmx/xを背景に立てる。

単色背景の場合、簡単なのは改造可ライセンスのスカイドームをコピペして画像を単色のpngに置き換えたものを読み込ませる方法。

背景動画を立体的に表示したい場合は、背景スクリーンのみのアクセササリなどを読み込んで背景に立てておくと立体になる。
ただし、ダミーのカメラボーン追随のpmxなどに固定しないと、カメラ固定にはできない。
そういう演出として、斜めからの背景動画と割り切ることも重要。

作成中の立体視エフェクト

1. 最初にモデル背景を読み込んだら、立体視エフェクトを導入して、表示の確認を。
添付のMMEのfxなどが使われているとエフェクトで再現できないことがある。
2. 作成途中は、立体視エフェクトを使用しない。
400x240の画面サイズにすると、大きな表示でプレビューできる。
またボーン操作の表示とモデルの描画位置などの問題がある。
3. 最後に立体視エフェクトを「表示」に変更して有効化する。
 出力やプレビュー再生で、ひどいズレがないか確認するといい。

0フレーム目/サムネ

0フレーム目が、3DSのプレビュー画面のサムネイルになるので、タイトルを表示したり、遠い映像の場合、カメラを0フレームだけキャラクターのアップにしたり工夫するといい。

アスペクト比/見切れ

カメラモーション流し込みの場合、16:9だと3DSよりも横幅が広いため、左右が見切れる場合があると思う。
状況によっては修正をしたほうがいい。
また、流し込みモーションの場合、作成時と自分の使用するモデルの高身長や低身長の違いで、虚空や首元のアップを映したり、やはり見切れが発生するので、カメラ位置などを修正するといい。

カメラに近すぎる/分身

近すぎるとどうしても左右に分裂、分身することがある。
これはそういう演出として諦めるか、カメラなどを修正する。
または、3DViewBufferRender_交差法.xの位置をカメラに近づける。

3DS出力AVIをWMPで見る

Windows Media Playerでも見れるが左右どちらかの映像だけが表示される。
また、変なActiveMovieの黒い画面がもう一つ出てくるのに中身は表示されない。

MikuMikuTelop

MikuMikuTelopでのスクリプト例。
同じ歌詞を左右に同時に表示する。
タイトルは、サムネイルのときに日付と被らないように少し上に表示。
もちろんAVIUtlなどで後付けすることも可能。
ただ座標やタイミングなどを合わせるが面倒かもしれない。

:pos_y -95
:pos_x -95
:set 左
:pos_x 5
:set 右
:get 左
:fade 0
:pos_y -75
@0,5
  曲タイトル
:get 右
:fade 0
:pos_y -75
@*0,5
  曲タイトル
:get 左
:fade 0
@5,5
  作詞・作曲:作者名
:get 右
:fade 0
@*0,5
  作詞・作曲:作者名
:get 左
@14,3
歌詞1個目、あいうえお
:get 右
@*0,3
歌詞1個目、あいうえお
:get 左
@17,6
歌詞2個目、かきくけこ さしすせそ
:get 右
@*0,6
歌詞2個目、かきくけこ さしすせそ
:get 左
@25,3
歌詞3個目、たちつてと
:get 右
@*0,3
歌詞3個目、たちつてと
:end

  • 最終更新:2018-11-05 22:51:58

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